新緑薫る初夏の京都。この日は、銀閣寺から法然院まで散策し、真如堂(しんにょどう)を目指すことに!
真如堂は昨年の秋、紅葉を見に初めて訪れたのですが、そのあまりの美しさに心を奪われてしまい。きっと青もみじも綺麗なんだろうなぁと思い立ち、今回訪れることにしたわけです。
爽やかな初夏の真如堂。今日は、そんな真如堂の魅力をたっぷりお届けします♪
紫陽花にサツキ咲く初夏の『真如堂』
法然院から真如堂までは、歩いて10分程。結構な坂道を汗をかきながら登っていきます。いや~暑い。6月だったのですが、もう水分補給は欠かせませんね。
やっとこさ、真如堂に到着!サツキの花に青もみじが爽やかで、まさに初夏の装い。池の奥には、阿弥陀如来様が祀られる本堂が見えます。
炎天下でめちゃくちゃ暑いのに、綺麗な景色にはやはり心が洗われます。
本堂の脇には、苔の絨毯に咲くブルーの紫陽花の姿も。
慎ましく咲く姿が美しく、思わず写真を撮ってしまいました。四季の花々に心を惹かれるようになったのは、年を重ねたからでしょうか?
ちょっぴり複雑な気持ちですが、それも素敵なことなんだろうな(笑)ゆるりと境内を歩きながら、真如堂のシンボルである三重塔へと向かいます。
新緑爽やか!三重塔を包む青もみじ
秋は、真っ赤な紅葉で彩られる三重塔。
初夏はご覧の通り、元気いっぱいの青もみじに包まれていました!新緑が爽やかで眩しい~。
1817年に再建された歴史ある三重塔を覆いつくす、フレッシュなグリーン。儚さを感じさせる秋も良いけど、元気をくれる夏も良いですね!
(ご参考)秋の真如堂はこちらから!見比べてみるのも面白いですよ♪
こちらは、本堂から眺めた三重塔。角度によって見え方が違うのも魅力です。
境内は静かで、ゆったり寛げるのもまた良きかな。訪れるのは地元の方が中心で、ベンチに座ってのんびり語らいを楽しんでおられました。
本堂に上がり、お参りタイム。女性守護の仏様がいらっしゃることで、しっかり手を合わせます。
ちなみに、おみくじも引いたんですが、久々に「凶」が出ました・・・!ブロガーなのに写真も撮らず、さらにショックで内容もチラ見しただけ。普段おみくじは持ち帰るタイプなのですが、この日ばかりは迷うことなく境内に結んで帰りました(笑)
真如堂さんのおみくじは50円と破格なので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。きっと凶が多いとか、そんなことはないはず・・!?
ご本尊前で見つけた、アマビエ様の疾病厄除御札。コロナ禍で注目され、今となっては一気に全国区となったアマビエ様です。
京都の和菓子さんでは、アマビエ様をモチーフにした生菓子も出てきているんですよ~!コロナを無事に乗り切れますようにと、ありがたく頂戴いたしました。
癒しの青もみじ参道から本殿をお散歩
真如堂でもみじと言えば、参道も外せないスポットの1つ。
美しい石畳の参道からせり出す、立派なもみじの木!旺盛な新緑は、見ているだけで心に活力を与えてくれます。
秋に赤く色づく紅葉も素晴らしいですが、新緑も迫力があって素敵だなぁ。
さらに、本堂裏側の青もみじも美しくって。太陽光で葉っぱがキラキラ黄緑色に輝いています。
新緑の隠れ家にこっそり招かれた気分。こんな場所をひとり占めしているなんて、すっごく贅沢!
奥までずっともみじの苑が広がります。
苔も相まって、まさにグリーンの世界。緑の癒し効果ってすごい!
こちらは本堂につながる廊下。瓦屋根に、趣ある木造通路が何とも美しいですね。
どこを切り取っても絵になるなぁ。歩いているだけで目に優しい真如堂です。
真如堂で静かに過ごす大人の休日
今日は、初夏の真如堂から青もみじの風景をお届けしてまいりました!
真如堂は、自分のペースで静かに散策を楽しめる穴場スポット。のんびりとした休日を過ごされたい方は、ぜひ真如堂へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
(ご参考)
真如堂から徒歩10分。法然院の青もみじも必見です!
法然院から徒歩10分。銀閣寺にも足を運んでみませんか?
住所:京都市左京区浄土寺真如町82
アクセス:市バス「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分
拝観料:本堂・境内無料、宝物・庭園500円
*11/1~12/8は特別拝観につき1,000円
*3月は「涅槃図特別公開」1,000円(あられ付)
駐車場:あり。紅葉期は混雑するため駐車禁止