京都の人気観光スポット『伏見稲荷大社』。ずらりと連なる千本鳥居は、まさに圧巻の美しさ!そのフォトジェニックな光景が話題を呼び、国内外の多くの旅行客を惹きつけています。
伏見稲荷大社では、夏になると『本宮祭(もとみやさい)』と呼ばれる夏祭りが開催されます。夜になると数千もの提灯が灯り、境内は闇に鳥居と提灯が赤く浮かび上がる幻想的な風景に早変わり!
これが千と千尋の神隠しの世界に似ていて、まるで映画のワンシーンのよう!1年に1度は映画を見直すファンとして、これは行くしかありません。
今日は伏見稲荷の本宮祭に遊びに行ってきましたよ♪
夏と言えばお祭り!伏見稲荷大社の『本宮祭』
本宮祭は稲荷大神の分霊を祀る全国の崇敬者が総本宮に参拝し、日々の御神恩に感謝する大祭です。提灯を灯して、日頃の感謝を神様へお伝えする神事なんですね♪
*2019年は、7/21(日)9時-22時に開催です!
伏見稲荷大社は、JR稲荷駅や京阪伏見稲荷駅から歩いて数分ほど。京都駅からもアクセスしやすいので、訪れやすい名所です。
駅を降りるとご覧の通り、多くの人で大賑わい!参道では、沢山のお店で美味しそうな食べ物が売られていました。食べ歩きも楽しめますよ♪
伏見稲荷名物の「すずめの丸焼き」を発見!これはさすがに食べる勇気はないなぁ(笑)
意外に食べたら美味しいのかな?誰か教えて~。
さぁ、いよいよ伏見稲荷大社の境内に突入です!
まずは、暗くなる前の1枚。すでに沢山の人で賑わっていますね~!さすが伏見稲荷のお祭りです。
楼門まで、ひたすら提灯が並んでいます。これが灯るとどうなるんでしょう?想像すると、めちゃくちゃ楽しみになってきました!
境内をゆったり散策しながら、日が暮れるのを待ちます。そう、千と千尋の世界を見るために、今日私は伏見稲荷に来たのです!
まるで千と千尋の神隠し!暗闇に浮かぶ赤い提灯&楼門
さぁいよいよ夜も更けて、提灯が灯りました!待ってました、この瞬間。
それ光景がこちら!暗闇に赤く染まる提灯と鳥居が、何とも幻想的!日常のなかの非日常。これぞ千と千尋の神隠しの世界!私には千尋やハクが見えた気がします(笑)
煌々と灯る提灯が、楼門まで連なっています。まさに圧巻!
立派な楼門がぼわ~んと浮かび上がっています。これぞ日本のお祭りといった光景。
時折ゆらゆら揺れる提灯に思わず見とれてしまいます。
周りのみんなもお祭りモード。にこやかな笑顔を見ていると、こちらまで楽しい気分になります♪子どものころ、家族でお祭りに行ったあの高揚感を思い出すなぁ。
美しくライトアップされた千本鳥居
楼門を後にし、伏見稲荷のシンボル・千本鳥居へ向かいます。
さぁ、千本鳥居に到着しましたよ~!赤く提灯で灯された千本鳥居。夜も雰囲気があって素敵です!この中を進んで山頂を目指していきます。提灯は、鳥居の最初の方だけ灯されていました。
それにしても、沢山の人!牛歩のように、少しずつ鳥居の中を進んでいきます。
とにかくひたすら鳥居の下を歩き続けます。狛狐(白狐)様もいらっしゃいました!
伏見稲荷は広いですね~。
しばらく山を登り続けると、熊鷹社が現れました。伏見稲荷の名物「白狐のお面」を付けた人を発見!伏見稲荷って感じですねぇ。伏見稲荷に訪れたらお土産にゲットしたいグッズです♪
ロウソクに火をつけてお参りしましょう。
ここで問題なのが、「伏見稲荷、どこまで上るか問題」。なんと、伏見稲荷は山頂まで行こうとすると往復4時間かかります!
ちなみに熊鷹社までのコースは片道1時間で、おもかる石や奥社奉拝所など見どころを抑えられるのでおすすめです。
いや~それにしてもすごい人。ときどき、鳥居の外側をすいっすいっと歩いて近道しちゃいました(笑)こんな賑わいも、お祭りの醍醐味ですね。
可愛い♪織姫彦星の灯篭&鳥居絵馬
境内には、こんな可愛い灯篭もありました♪提灯と同じく、本宮祭では灯篭もライトアップされます。七夕の彦星様と織姫様のようなデザインがとってもキュート!
他にも日本画家による行灯画(あんどんが)が400点ほど展示されるなど、アートな空間が広がっていましたよ~。
さらに、伏見稲荷のシンボルでもある鳥居の絵馬も!鳥居に鳥居をかけちゃう遊び心溢れる絵馬です。
旅の最後は、お願い事を書いて鳥居にかけましょう♪
今日は伏見稲荷大社の本宮祭を大満喫!伏見稲荷周辺では、スーパーボールや金魚すくいの露店が出ていて、お祭りモードを盛り上げていました。
お祭りは久しぶりだったのですが、そんな活気づいた空気感に触発されてすごくワクワクした1日でした!
たまには、こんなお祭りに行くのも非日常感があって良いものですね♪
住所:京都市伏見区深草薮ノ内町68
アクセス
・JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐ
・京阪「伏見稲荷駅」から徒歩5分
拝観時間:終日可(授与所8:30~16:30)
拝観料:自由参拝
駐車場:あり