京都ぶらり散歩&グルメ手帖

京都の定番からガイドブックに載らない穴場まで、観光名所やグルメを京都大好きブロガーが発信中!季節のおすすめスポットや寺社の楽しみ方は、MENUから検索!自分らしい旅を楽しもう♪

【醍醐寺】桜満開の醍醐寺を見所歩き!「五重の塔」で桜吹雪&三宝院特別拝観を満喫

京都随一の桜の名所と言えば、真言宗醍醐派の総本山である「醍醐寺(だいごじ)」。豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ったことでも知られ、春めき出すとお花見候補として真っ先に挙がる桜の名所です。

 

今回、私は7年ぶりに醍醐寺を訪れることに!圧巻の枝垂れ桜をはじめ、五重塔と桜の競演といった京都らしいお花見を堪能してきました♪

 

今日は醍醐寺の絶景桜スポットを中心に、おすすめルートや見どころ、楽しみ方をお届けしていきます。

 

 

豊臣秀吉ゆかりの桜の名所『醍醐寺』の歴史

 

醍醐寺が1年で最も華やぐ春。「混雑は何とか避けたい!」という事で、開門と合わせて朝9時に到着です!(醍醐寺には有料駐車場¥1000(100台)があります。)

 

車を降りると、参道を彩る満開の桜がお出迎え!うわ~めっちゃ綺麗!春爛漫の醍醐寺に早くも心が華やぎます。

f:id:kyotoburari:20220407130223j:plain

ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜、山桜と700本もの桜が咲き誇り、平安時代から「花の醍醐」として親しまれてきた醍醐寺。豊臣秀吉が境内に700本の桜を植え、慶長3年(1598)に開催した盛大な宴「醍醐の花見をご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

貞観16年(874年)聖宝尊師によって開創された醍醐寺。その後、醍醐天皇、朱雀天皇、村上天皇と三代の帝から厚く庇護され、発展を遂げます。しかし、応仁の乱など相次ぐ戦乱によって荒廃。そんな状況の中、秀吉はお花見を開催すべく、荒れた醍醐寺の建物を再建、庭園の整備を行います

 

結果、正室・北政所や息子・秀頼など1300人もの人々を招いた「醍醐の花見」は大成功!同時に、醍醐寺も復活を遂げます。

 

そう、豊臣秀吉は醍醐寺の恩人的存在なんですね。国宝に指定される「唐門」には、キラキラと輝く豊臣家の家紋「五七桐」が・・!目立ってる~!

f:id:kyotoburari:20220408080913j:plain

毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が開催され、今も当時の賑やかな宴の様子を楽しむことができるんですよ~。

 

秀吉によって復興を遂げた醍醐寺ですが、明治時代には廃仏毀釈によって再び苦境に。多くの寺から寺宝が流出する一方、醍醐寺は一つの寺宝も流出させる事なく守り切ります。その多くは国宝や重要文化財に指定され、現在も大切に保存されています。

 

1994年には、世界文化遺産にも登録された醍醐寺。そんな歴史を知ると、醍醐寺のお花見が何だか特別なものに感じられますね。

 

醍醐寺おすすめ参拝ルート&桜の見頃をご紹介

 

続いては、醍醐寺のオススメの回り方をご紹介!

 

醍醐寺にはご覧の通り、「三宝院」「伽藍」「霊宝館」の3つエリアがあります。

f:id:kyotoburari:20220407121135j:plain

200万坪にも及ぶ広大な敷地を有する醍醐寺。効率的に散策を楽しむためにも、回り方には工夫が必要です。

 

私のおすすめルートは、醍醐寺で人気の桜スポットから回ること!開門から時間が経つにつれ、ドンドン混雑しますからね。

 

という事で、桜の見所と合わせて回る順番を付けてみました!

三宝院:醍醐寺の看板桜「太閤しだれ桜」が圧巻の美しさ!

伽藍五重塔と桜の競演が美しい♪

霊宝館迫力の枝垂れ桜を眺めながら散策。

①→②→③とじっくり見て回って、私達の場合は所要時間2時間かかりました!「え、こんなに居たの!?」と逆に驚き・・それだけ桜に夢中だったんですねぇ(笑)

 

ちなみに桜の見頃は3月下旬から4月上旬にかけて。皆さんも是非参考にしてみて下さいね!

 

三宝院も春爛漫♪満開の枝垂れ桜&優美な庭園を堪能

 

さぁ、それでは早速「三宝院」へ向かいましょう!拝観券は三宝院受付で購入でき、拝観料1500円で三宝院・伽藍・霊宝館の3つ全てを楽しめますよ♪(春期はエリア毎の個別チケットの販売はありません。)

 

醍醐寺の看板桜『太閤しだれ桜』に感動!

 

三宝院へ入ると、満開の枝垂れ桜が目の前に!おぉ、これぞまさに「花の醍醐寺」。

f:id:kyotoburari:20220413143140j:plain

長い冬を越え、桜咲く春は一際心躍りますね。昨年はコロナ禍でお花見も厳しかっただけに、尚更です。

 

そして、醍醐寺で一番有名な桜「太閤しだれ桜」にもご対面!今まさに満開となった圧巻の枝垂れ桜。風でゆらゆら揺れる様が、これまた美しい。

f:id:kyotoburari:20220413143649j:plain

秀吉にちなんで名付けられた「太閤しだれ桜」。春を告げる優美な姿に魅了され、桜の前で家族写真を沢山写真を撮っちゃいました!

 

樹齢約160年とあって、風格のある枝ぶりもお見事!角度を変えると、違った桜にも見える豊かな表情も魅力です。

f:id:kyotoburari:20220413144918j:plain

醍醐寺の桜を眺めるのは7年ぶり。あの時感じた感動が再び蘇ります。

 

太閤しだれ桜に気を取られがちですが、お向かいに植えられたこの桜。なんと太閤しだれ桜の「クローン桜」なんです!

f:id:kyotoburari:20220413143241j:plain

いや~、現代の技術はすごいですね!こうやって、秀吉さんが楽しんだ桜の子孫が後世に伝えられていくんだなぁ。

 

秀吉設計の華やかな『三宝院庭園』を特別拝観

 

太閤しだれ桜を楽しんだ後は、三宝院の中へ。寝殿造りの国宝「表書院」から秀吉が設計したという庭園を眺めることに!

 

三宝院御殿に入るには、特別拝観料として別途500円が必要でした。御朱印もお願いしたので、醍醐寺さんに計3500円をお納めさせていただきました・・!

 

その表書院から眺めた景色がこちら!晴天に恵まれ、生き生きと輝く五葉松が美しい

f:id:kyotoburari:20220414151508j:plain

「醍醐の花見」に際して、秀吉本人が設計したという三宝院庭園。優美な石組とゆらりと揺れる池に心も和みます。

 

苔むす橋、池を泳ぐ鯉が彩りを添え、遠くには桜の姿も。庭園を流れる滝の音も心地良く、桃山時代らしい華やかな庭園にうっとり。

f:id:kyotoburari:20220414151600j:plain

歴代座主が居住したという三宝院。手入れは大変だろうけど、こんな素敵な庭を眺めながら暮らせるなんて羨ましい・・!

 

ちなみに三宝院庭園は、横からであれば表書院に昇らず無料で拝観できます(上の写真奥の白いチェーン前から)。でもやっぱり国宝に昇って、正面から庭園を見渡すと「秀吉さんと同じ景色見てる~!」とテンション上がります(笑)

 

そして、通常非公開の本堂で鎌倉時代の仏師・快慶の最高傑作「弥勒菩薩坐像」様を拝ませていただきました。

f:id:kyotoburari:20220414151622j:plain

いやはや、三宝院大満喫!晴れやかな気持ちで、次なる目的地「五重塔」を目指します。

 

五重塔と桜の夢競演!伽藍エリアで「これぞ京都」な絶景歩き

 

五重塔があるのは、仁王門(西大門)をくぐった先にある伽藍エリア

 

仁王門にも春の風がふわり♪

待ちわびた春!皆さん写真撮影を楽しんでいます。桜の時期に人が写らない写真を撮るのは難しいですね~。

 

仁王門を守る金剛力士像さん。表情に反して、まんまるとしたお顔が可愛くないですか?父と「こんな仁王像は珍しいなぁ。」と顔を見合わせたり。

こちらの金剛力士像は、平安時代後期(1134年)に造られたものだそう。平安から令和まで、湿度の高い日本で木造の像を守り抜いてるってすごいなぁ。

 

舞い上がる桜吹雪!五重塔と桜が魅せる京の春

 

堂塔が建ち並ぶ伽藍エリアに入ると、一際大きな枝垂れ桜に遭遇!空高く天を泳ぐ枝垂れ桜。こんな大きな枝垂れ桜、初めて見たかも!

写真右奥に五重塔があるんですが、桜が立派すぎて見えません(笑)

 

そしていよいよ、五重塔とご対面・・!

 

おぉ、絵になる~!桜と五重塔、これぞ京都の春。「そうだ京都、行こう」のあの歌を口ずさんだのはココだけの話。

醍醐天皇の菩提を弔うため朱雀天皇が起工し、天暦5年(951)に完成した五重塔。なんと応仁の乱の戦火を逃れた京都府下最古の木造建築物なんです!国宝にも指定され、もう何百年とお花見を楽しむ私達を見守っているんですね。

 

しばらくうっとり桜を眺めていた私。すると、どこからともなく風が・・

 

きゃ~、桜吹雪!まるで雪のように舞い上がる桜の花びらの美しいこと!

夢みたいなドラマチックな光景に、思わず「わぁ綺麗!」と歓声を上げちゃいました。写真で伝わると良いな~。

 

この日は、飛行機雲も綺麗に見える晴天で。前回醍醐寺に来た時は、なぜか五重塔を見忘れたので、今回は五重塔と桜の最高の競演を楽しめて大満足でした!

 

国宝金堂から観音堂まで!伽藍エリアを散策

 

五重塔でお花見を楽しんだ後は、本堂である金堂へ。

 

国宝の宝庫・醍醐寺、豊臣秀吉が紀州から移築したという金堂も国宝なんです!

本尊の薬師如来坐像は、病気を癒し苦しみを除く仏様。家族皆でありがたく合掌させていただきました。

 

お参りして振り返ると、お~五重塔!いやぁ、どの角度から見ても格好良いですねぇ。

桜でお化粧した五重塔は、春ならではの美しさ。写真を撮るのも楽しくなります♪

 

金堂の前は、砂利と芝生の広場になっていて。母が写真に夢中な間、一歳の娘は石を夢中で拾っていました(笑)子どもって本当に石が好きですね~。

 

金堂横の不動堂にもお参り。石造りの不動明王様とは珍しい!

不動明王の前には護摩壇があり、柴燈護摩が焚かれる事もあるのだそう。

 

さらに歩くと、観音堂に到着!

本尊は子授けで信仰を集める准胝観世音菩薩様。お堂前の桜もとても綺麗でした。

 

観音堂のすぐ隣には、弁天池が。赤い弁天堂と橋が絵になります。

秋にはライトアップが行われ、弁天池周辺は紅葉がとても綺麗なのだとか。確かに池周辺は楓の木がすごく多かった!むむむ、これはまた秋に来なければ(笑)

 

満開の枝垂れ桜を満喫!霊宝館庭園をぶらり散歩

 

三宝院、伽藍エリアを巡った後は、最後のお花見スポット「霊宝館」へ!数年前に来た時は、ここの桜がとても綺麗だったのです。

 

国宝や重要文化財を所蔵する霊宝館周辺は、春は枝垂れ桜が見事な庭園に!

芝生にアスファルトを見ると、五重塔の時代から帰ってきた感じがする(笑)

 

入口すぐの場所で出会った枝垂れ桜。元気いっぱいで美しく、ここでも家族写真をパシャリ!

可愛い桜を間近で見られて嬉しいな。目線の高さで楽しめるのも、枝垂れ桜の魅力ですね♪

 

以前霊宝館で見て感動した桜はどれだろう?ん、これかな?もっと大きかったような。

実はこの桜で間違いない事が分かったのですが、2018年の台風で多くの枝が折れてしまったよう。うぅ、これは切ない。それでも懸命に花を咲かす姿に力を貰いました。

 

(ご参考)7年程前に見た霊宝館の桜がこちらです。

www.kyotowalk-gourmet.com

 

霊宝館エリアはぐるっと見て回って、所要時間15分程。建物の裏側も桜が綺麗だったので、是非散策されてみて下さいね!

 

おわりに

 

いや~久しぶりに醍醐寺を訪れましたが、やはり満開の桜は圧巻の美しさですね!歴史的建築物を眺めながら、秀吉気分でお花見を堪能できました♪

 

四季折々の表情が楽しめる醍醐寺。是非皆さんも足を運んでみてくださいね。

 

醍醐寺

住所:京都市伏見区醍醐東大路町22

アクセス:地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩13分

駐車場:あり(1000円)

拝観時間:

①3月1日〜12月第1日曜日:9:00~17:00

②12月第1日曜日の翌日〜2月末日:9:00~16:30

※閉門30分前で受付終了

拝観料:

①春期(3月20日~5月GW最終日):三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園1,500円

②通常期:三宝院庭園・伽藍1,000円 ※霊宝館庭園・仏像棟は無料

三宝院御殿特別拝観500円、霊宝館本館・平成館特別展示500円

※上醍醐は別途600円(入山受付時間はHPをご確認下さい。)

https://www.daigoji.or.jp/