いよいよ2019年ですね!
今年は亥年という事で、縁起を担いで亥歳生まれの守り神として信仰される建仁寺の塔頭寺院「禅居庵 摩利支天堂(ぜんきょあん まりしてんどう)」へ初詣に行ってきました♪
亥歳の守り神だけあって、境内は溢れんばかりの猪でいっぱい!新年を祝う楽しげな参拝客で大賑わいでしたよ〜。
開運勝利&亥歳の神様・摩利支天を祀る『禅居庵』
お正月の活気に満ちた禅居庵。本尊には聖観音菩薩、鎮守には開運勝利の神様としても知られる「摩利支天(まりしてん)」が祀られています。
開運勝利の神様だけあって、受験生や商売人の方が多くお参りに訪れるんですよ~!
摩利支尊天は、開山である中国福建省出身の大鑑禅師が、北条高時の招きで来日する際、袈裟に包んで持ち込んだ秘仏。亥歳生まれの神様とされるのは、そのお姿が7頭の亥の上に座っているからだそう。
摩利支天が祀られるお堂がこちら。年に一度、10月20日のご開帳日にだけ拝することができます。
この日は手を合わせることしかできませんでしたが、一度そのお姿を自分の目で見てみたいなぁ。
さぁお参りをした後は、イノシシがいっぱいいる境内を散策しましょう!
禅居庵で出会った表情豊かな狛亥
ひとたびお寺を歩くと、目に飛び込んでくるのが狛亥(こまいのしし)。とにかくユニークな狛亥が沢山いるんです!
まずは、こちらの天を仰ぐ野性味溢れるイノシシ!!狛犬は馴染みがあるけれど、狛亥もいらっしゃるんですね~。牙も生えていて、すごくリアル(笑)
おみくじが包帯のように足に巻かれているけど、なんだか強そうだ!
こんな狛亥さんも!コロンと丸っこくて可愛い♪
さっきの野性味あるイノシシさんとは、対極的。うり坊みたいで、愛嬌を感じさせます。
さらにさらに、こんな素朴なイノシシさんも!じっと一点を見つめ、一際落ち着きを放っています。
いいなぁ、格好良いなぁ。
狛亥といっても、色んな表情の子がいるんですね~!次々と狛亥さんを見つけるたびに、思わずニンマリしちゃいました♪
皆さんも禅居庵に来たら、ぜひ狛亥探しを楽しんでみてくださいね。
コロコロ可愛い♪猪おみくじ&猪絵馬
禅居庵の境内には、狛亥以外にも沢山の猪を見つけることができました!
まずは、こちらの手水舎。はい、いました!口からお水を出す猪さん。龍じゃなくて、もちろん猪です。
ものすごく躍動感を感じさせる猪さんですが、お水はチョロチョロ出ているので、柄杓に水が溜まるまで少し時間がかかります(笑)
それにしても、なんでこんなに猪だらけなんでしょう?それは、摩利支天様のお使いが猪だから!神様の使いが、境内をしっかりと守っているんですね~。
こちらの可愛いイノシシの置物は、亥おみくじ。禅居庵のおみくじは、マスコット型なんですね~。ゾロゾロと群れをなす笑顔の猪さんが、何とも愛らしい♪
可愛すぎて、バシャバシャ写真を連写。おみくじを引いた後は、体に願い事を書いて境内に置いて帰るのが楽しみ方なんだとか。
もちろんお家に持って帰って、部屋に飾るのもオススメですよ♪
そしてちょっと衝撃を受けたのが、可愛い猪さん達の上を見上げてみると・・・
ワイルドな猪が、パオーン!・・・!親?親猪なのか?このギャップがすごいですね。もうギャップ萌えです(笑)
さらには絵馬も、もちろん猪。
開運勝利のご利益があることから、沢山の受験生が絵馬を納めていました。1月はもう受験シーズンですもんね。がんばれ、受験生!
禅居庵は猪だらけの「猪寺」だった!
今回禅居庵さんを訪れて、ここはまさに猪の楽園「猪寺」であることを実感しました!
「亥年に猪寺を訪れ、沢山の狛亥や猪おみくじに出会う」、まさに生まれて以来はじめての猪尽くしのお正月。夕食に猪鍋を食べようか迷ったくらいです(笑)
参拝客も皆さんとっても楽しそう!何だかワクワクできて、縁起の良いお正月を迎えられたかな?
禅居庵さんでは座禅体験もされているので、次は座禅を組んでみたいな~。それでは皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします!
(ご参考)
「建仁寺本坊」の参拝記事はこちら!
「護王神社」は通称イノシシ神社!こちらも猪沢山で面白いですよ♪
縁切り神社で知られる「安井金毘羅宮」。禅居庵から徒歩3分です。www.kyotowalk-gourmet.com
住所:京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩7分
拝観時間:午前9時~午後5時
駐車場:なし