京都ぶらり散歩&グルメ手帖

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【鞍馬寺巡礼】六芒星&魔王殿で身心浄化!登山時間や見所もレポート

京都最強のパワースポットといわれる「鞍馬寺(くらまでら)」。去年は台風による倒木の影響で入山できず、今年に入り、念願叶って鞍馬寺を参拝してきました!

 

浄域とされる鞍馬山にある鞍馬寺は、澄んだ空気と森林が心を癒してくれるパワースポット!六芒星で有名な本殿から魔王殿まで、随所で神秘的な魅力が感じられるお寺でした。

 

そして、想像以上に過酷な山登りでもある鞍馬寺参拝(笑)今日は鞍馬寺の楽しみ方はもちろん、各見どころまで所要時間を山登りの様子を交えてご紹介します!

 

 

京都最強のパワースポット『鞍馬寺』

 

この日は車を近隣の有料駐車場に停めて、鞍馬寺を目指すことに。 

 

お土産屋が並ぶ参道を抜けると、いよいよ仁王門がお目見えです!大きい~!仁王門の左右からせり出す新緑も美しいです。

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鞍馬寺は、770年(宝亀1)鑑真和上の高弟鑑禎上人が、毘沙門天を祀る草庵を結んだのがその始まり。その後、796年藤原伊勢人が観世音を奉安する一宇の建立を念願し、千手観音を併せて祀っています。

 

階段を登ると、狛犬ならぬ迫力満点の狛虎さんがいらっしゃいました!ぐわぁっと口を開けて、いかにも強そう。

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虎はご本尊である毘沙門天王の遣いであり、鞍馬寺では「神獣」として大切にされています。前足ががっちりしていて、神様をしっかりお守りできそうですよねぇ。

 

仁王門に到着すると、看板には「浄域」の文字が。鞍馬山は、ご本尊が私達に生きる活力を授ける浄域とされ、山全体が聖域なのだそう。この奥に浄域が広がってると思うと、めっちゃワクワクしてくる~!

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受付で愛山料の300円をお支払い。拝観料ではなく、愛山料なのも素敵。去年の台風被害が甚大だったので、少しでも役に立てば良いなぁ。

 

受付横には、登山用の杖が貸し出されていました。足腰に不安のある方は、是非借りられて下さいね。ちなみに仁王門からちょっと歩くと、ケーブルカー(片道200円)が出ており、山道を少しカットすることができます

 

受付でもらった鞍馬寺マップがこちら。ご覧の通り、山全体に見所が点在しており、敷地は広大です!鞍馬山を登りながら、本殿や魔王殿を目指していきます。

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この時点で私はまだ頭がお花畑だったので、これから訪れる鞍馬山登山の過酷さを知りませんでした。

 

さぁ、まずは最初のスポット「由岐神社」へ向かいましょう!

■所要時間(仁王門から由岐神社):徒歩10分

 

まず由岐神社へ!可愛い天狗みくじも♪

 

由岐神社(ゆきじんじゃ)へ向かうには、結構な傾斜の坂を上っていきます。「最初からこんな急な坂なのね~。」と主人と顔を見合わせます(笑)

 

さぁ、鳥居が見えてきました!奥には、歴史を感じさせる味わい深い建物も。

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元は御所の中にあったという由岐神社。940年、平安を祈願して都の北にある今の鞍馬山に移されたそう。それを村人が火を焚いて迎えた事が、今も続く鞍馬の火祭の起源とされています。

 

こちらは、ご神木の大杉。あまりの大きさにビックリ!テッペンまで見上げようとすると、階段から転げ落ちそうになるのでご注意を(笑)

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拝殿まで続く石段の左右には、摂社が並んでいました。

 

拝殿に到着し、手を合わせます。由岐神社には火難除けや縁結びのご利益があるんですって。

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写真の左下にご注目!由岐神社の名物おみくじ「天狗みくじ」がありました。

 

中を覗くと、ゴロゴロと真っ赤な天狗さんがいっぱい!インパクトは強烈ですが、よく見ると、長い鼻や白髭がチャーミングで可愛い♪

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キーホルダーとしても使えるので、参拝のお土産にも良いかも。気になる天狗さんを1つ選んで、吉凶を占いましょう!

 

でもなぜ、鞍馬山で天狗なのか?それは、鞍馬山は昔から天狗が住んでいると云われ、天狗信仰の総本山だから。あの牛若丸も、鞍馬山の天狗から兵法や剣術を教えてもらったと言われているんですよ~。

 

そんな伝説から、鞍馬山では様々な天狗さんモチーフに出会うことができました!由岐神社では、絵馬やお守りにも天狗が描かれていたので、是非探してみてくださいね♪

  

くねくね道を登る九十九折参道

 

由岐神社を出たあとは、791mある九十九折参道(つづらおりさんどう)をひたすら登り、本殿金堂を目指します!

 

■所要時間(由岐神社から本殿):徒歩23分

 

青々と茂った背の高い木々。所々で湧水が湧き出ていて、鞍馬山の豊かな自然を大満喫!澄んだ空気と自然の香りに気分もリフレッシュできます♪

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ひたすら真っ直ぐ進み、180度折り返しては再び坂道を登っていきます。 清少納言が「枕草子」で、九十九折参道を「近うて遠きもの、くらまのつづらをりといふ道」と綴っている通り、本殿まで近いようでなかなか到着しません(笑)

 

地獄の階段がこちら!永遠に続いているかのような大階段でございます。どこまで登れば良いの~(笑)

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ケーブルカーに乗ると九十九折参道はカットできるので、足腰が不安な方はケーブルカーを使われて下さいね!

 

若い方でも「行き」だけ九十九折参道を楽しんで、帰りはケーブルカーを使う人が多かったです。私達夫婦は清少納言同様、行き帰り共に登山しました。もう、足はガクガクブルブル(笑)

 

登るにつれて、どんどん景色も良くなっていきます!遠くの山と同じ高さまで来ました!これは達成感がありますねぇ。

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身を乗り出すと、遥か下に自分達が歩いてきた道が。 うわ~こんなに登ったんだ!登るのは大変だけど、自然が気持ち良くて結構楽しんで登れたかも♪

 

途中に休憩所があったので、そこでジュースを買って水分補給。そんなこんなで、何とか791mの坂道を登り切りました~!

 

宇宙と繋がる本殿&六芒星でパワーチャージ!

 

さぁ、いよいよ本殿金堂に到着です!足元には三角の石が並び、六芒星が描かれた「金剛床(こんごうしょう)」がありました。

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金剛床は、人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場。 尊天とは鞍馬寺の3つのご本尊のことで、光を司る毘沙門天、慈愛の千手観世音菩薩、活力の護法魔王尊を指します。

 

この光、慈愛、活力がこの世の全てを生み出す宇宙エネルギーであり、六芒星に立つと宇宙と繋がる事ができると言われています。

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さらに、六芒星に立って祈りを捧げると願いが叶うのだとか。

 

私も六芒星の上で、手を合わせてお願い事を・・!それらしく両手を広げ、宇宙のパワーを感じてみます。

 

じわじわじわ、何だかパワーがチャージされているような?スピリチュアル的なことは良く分からないけれど、見えない世界で宇宙と繋がる事ができたかも!?

 

一度これをやってみたかったので、満足満足♪

 

そして本殿前で、再び阿吽の虎さんを発見!人間よりも大きな迫力満点の狛虎です。

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足の筋肉がすごいなぁ。 

 

口を閉じた虎さんも。阿吽は「物事は始めと最後の締めくくりが大切」という意味だそう。

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また後でご紹介しますが、鞍馬寺のお守りにも可愛い虎さんモチーフのものがありましたよ♪

 

そして、本殿からの景色がこちら。比叡山などの山々を見渡す絶景が眼前に!

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かなり登ったな~。新緑が気持ち良いです。

 

祈りを捧げた後は、本殿の中へ。本殿の中は撮影禁止。広い堂内には、中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊がいらっしゃいました。

 

金色のきらきら輝く星形モチーフが何連にも連なって天井から垂れ下がり、尊天の正面を美しく覆っていました

 

今まで見たことのない何とも不思議な光景。凄い異世界感!あまりにも美しかったので、しばらく拝殿の後ろから眺めていました。

 

やっぱり鞍馬寺は宇宙と繋がっているのかも!そんなロマンを感じた感動的なひと時でした。

 

虎の可愛いお守り&御朱印

 

本殿に参拝した後は、お守りが並ぶ売店に向かいます。

 

参拝した寺社でお守りを探す瞬間って、めちゃくちゃ楽しい!鞍馬寺にも色んな種類のお守りがありましたよ~。

 

今回私がゲットしたお守りが、こちらの「福虎」。阿吽の虎がくっついた可愛い土鈴です!

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よく見ると1つ1つ手書きで色が塗られていて、微妙に表情が違うんですよ~♪鮮やかな黄色が、見ているだけで元気になれます。

 

虎さんを振るとカラコロッと優しい音が鳴り、この音が福を呼び込むそう!開運や魔除けのご利益があるらしく、たまに振って遊んでいます(笑)見た目が可愛いので、今では家の可愛いインテリアです。

  

ちなみに拝殿前に置かれたおみくじは、売店で番号を伝えると授与いただけました!自分の性格の注意点が書かれていたり、結構胸にズキュンと響く内容でしたよ。

 

そして、御朱印もいただきます。鞍馬寺のご本尊「尊天」と書かれた御朱印です。f:id:kyotoburari:20190723214436j:plain

御朱印を書いてもらいながら、住職さんと会話も楽しめて素敵な思い出ができました♪

 

詳しいお守り情報や住職さんとのお話はこちらにまとめました!

www.kyotowalk-gourmet.com

 

過酷な山登り!ウネウネ『木の根道』

 

本殿を出た後は、いよいよ奥の院魔王殿を目指します。

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ずらりと続く階段!本殿から奥の院に向かう山道が一番きつかった!こんな階段が、上りと下り合わせて860m程続きます。

 

階段を登り、振り返って撮った1枚。道は階段があり整備されているので獣道ではないですが、登り坂が本当につらい!こんな坂をひたすら上りますよ~。

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森林浴は気持ち良いのですが、後半になるにつれ楽しむ余裕がなくなってきました(笑)息が荒くなったら、一度立ち止まって呼吸を整えます。

 

60代、70代の方も登山されていたので、決して登るのが無理な訳ではありません。立ち止まっては進むを繰り返しながら、自分のペースで楽しみましょう!

 

服装は登山靴は不要ですが、スニーカーは必須長ズボンや動きやすい服装が良いと思います。またカロリーを消費しすぎてお腹が減ってくるので、飴などの糖分を持参するのもオススメです。

 

さぁ、ようやく「木の根道」に到着しました!木の根っこがウネウネ地表に出ていて、何とも異様な光景ですねぇ。

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実はこれ、地質が硬いため、杉の根が地中で成長できずに地表に出てきているそう。ほんの一角だけがこの状態になっており、ユニークな景色を楽しむことができました。

 

■所要時間(本殿から木の根道):徒歩18分

 

木の根道の向かいには、「背比べ石」もありました。鞍馬寺で修業をした義経こと牛若丸が、奥州平泉に下る際に名残を惜しんで背を比べたと伝わる石です。

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こうやって見ると、石はすごく小さくて1m程に見えました。

 

木の根道から奥の院は451m。ここからは、少し下り道。めっちゃ助かる~!でも、帰りはまたここを登る事にも気付いてしまいました(笑)

 

奥の院に向かう途中、時折「カタカタカタ」という音が聞こえたのが印象的で。「何だろう?」と初めは無視していたのですが、何度も聞こえるので空を見上げます。もしかして、これは背の高い巨木が風に揺れてしなる音なのかも?すごい、思わず鳥肌!まさに鞍馬山という浄域に、人間が入らせてもらっている事を改めて実感した瞬間でした。

 

道中には、台風によって根っこから折れた巨木が。

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しばらく道が封鎖されていたので、整備するまで大変だっただろうなぁ。こうやってまた鞍馬山に入れる事に感謝です。

 

奥の院までは、後少し。山の中を進んでいきます。

 

静けさ漂う聖地『奥の院魔王殿』

 
さぁ、 いよいよ鞍馬寺の最終ゴール「魔王殿(まおうでん)」に辿り着きました!
 
■所要時間(木の根道から魔王殿):徒歩17分
 
650万年前に金星から護法魔王尊が降臨したとされる魔王殿。静けさに包まれながら、ひっそりと山奥に佇んでいました。

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真正面には、1本の大きな石灯籠が。私達が入るのを禁じているのか、はたまた中から何か出るのを封じ込めようとしているのか不思議な構図が印象的です。

 

魔王と聞くと何だか怖そうですが、そんな怖さは全く感じられませんでした。

 

魔王殿の中には椅子があり、外国の方が目を閉じて瞑想していました。

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目の前の立札には「魔王殿は鞍馬寺の中で最も神聖な場所であり、昔は修行の道場であった」と書かれています。

 

私も椅子に座って、魔王殿の気を感じてみます。木々の揺れる音や垂れ幕の奥から吹く風が気持ち良く、静かな時間が流れます。ゆったり過ごすうちに、心が浄化されパワーチャージされた気がしました。

 

魔王殿でしばらく過ごした後は、再び下山開始。そのまま貴船神社に行く方は、さらに進むと西門に辿り着きますよ(かなりキツイと噂です!)。私も当初は貴船神社にも行こうと思っていたのですが、鞍馬駅に車があったのと山登りでかなり疲労したので、鞍馬寺へ折り返す事にしました(笑)

 

それにしても、帰りの1つ目の登り階段がきつかった~!永遠に続いているとも思える階段地獄でした。この後は、ひたすら来た道を下山します。仁王門までは歩いて50分程で到着しましたよ。

 

所要時間は、鞍馬寺の往復で約3時間(御朱印に並ぶ時間や、各所見どころを楽しむ時間を含む)。そのうち、山登りなどの移動時間は2時間弱でした!

 

思った以上に時間がかかるので、余裕を持って参拝されることをオススメします。

 

最後におまけ。鞍馬駅近くにいた天狗さん。鼻が驚くほど大きくて長〜い!

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鞍馬寺参拝の人気写真スポットですね。

 

鞍馬寺は、心身をリフレッシュできる最高の場所でした!みなさんも、京都屈指のパワースポットに足を運んでみてくださいね。思い出に残る体験となること間違いなしですよ♪

 

鞍馬寺

住所:京都市左京区鞍馬本町1704

最寄り駅:叡山電鉄「鞍馬駅」(京阪電車「出町柳駅」で下車し、叡山電鉄に乗り換えアクセス下さい)

拝観時間:9:00-16:30

愛山料(拝観料):300円

ケーブルカー:片道200円