京都御所からほど近く。閑静な住宅街に佇む「虎屋菓寮・京都一条店」
羊羹で有名な「とらや」の菓寮カフェです。御所でお花見を楽しんだ帰りに、ふらりと寄ってみることに。
素敵な大人の上質空間で、美味しいあんみつと抹茶をいただいてきましたよ♪
京都の老舗『虎屋菓寮 京都一条店』
虎屋茶寮さんは、地下鉄今出川駅から徒歩7分ほど。今出川通り沿いにある「とらや」から、一本奥に入ったところにある茶寮です。
間口が広く、高級感溢れるエントランス。甘味を求める我が腹の欲求を満たすべく、暖簾をくぐります。
とらやは、室町時代に京都で創業した和菓子屋さん。御所の御用を勤めた正真正銘の老舗です。カフェはとらや創業のこの地で営業されています。
木目調の広々とした空間。高級感がありながらも、絶妙な居心地の良さ。大人のためのカフェといった感じ!
席についてメニューを眺めます。和菓子はもちろん、自慢のお抹茶もいただけるようです。
さぁ、それではデザートタイムのスタートです!
上品な甘さのあんこ&寒天『あんみつ』
メニューとにらめっこして、私が頼んだのは「あんみつ¥1512」と「抹茶グラッセ」
「あんみつください!」だなんて何年ぶりに言ったでしょう?ちょっぴり懐かしい響きに、自分で言葉を発しながらドキドキしてしまいました(笑)
さぁ、きましたよ~!あんみつ&抹茶グラッセのセット。あんみつは黒蜜or白蜜が選べて、私は黒蜜をチョイス。
あんみつが織りなす彩りの美しさよ!丸いあんことカラフルな寒天ゼリー。花や葉の形にくり抜かれたものまで。か、可愛すぎるよ~。
丸いあんこは滑らかな舌触りで、上品な甘さ。しばし口の中で、上質な小豆の風味を堪能。さすが虎屋さん、後味が良くて美味しい!
透明な寒天は、ほどよく固さを残しながらも噛むと歯切れよく口の中で溶けていきます。この食感が癖になる楽しさ!黒蜜をたっぷり掛けていただくと、より一層美味しくなりました!
器には、正方形に切られた羊羹も。これぞ「とらや」の羊羹だ~控えめながらも、脳を刺激する美味しさ。寒天含め、どれも四角く均等な形の見た目が可愛くて、食べながらワクワクします!
ピンクと白のお餅も、寒天とは違ったもっちりとした食感を楽しめて相性が良いあんみつに仕上がっています。こまめも散りばめられていて、どれも美味し~。
この日は4月ながらも気温が20度超え!見た目も涼やかで、暑い日にぴったりのスイーツでした!
虎屋特選の抹茶使用♪『抹茶グラッセ』
もう一つ注文したのが「抹茶グラッセ」。メニューに写る姿の美しさに一目ぼれしてオーダー。
あんみつの右に見切れておりますが、この濃厚なグリーンの色合いが堪りません!これが本当の抹茶色!
抹茶グラッセの作り方は、温かい抹茶と同じ!注文が入る度に、抹茶を点てる本格派。出来上がった抹茶を砕いた氷が入ったグラスに流し入れます。抹茶は虎屋特選の抹茶『京の調』を使用しているそう。
一口飲むと、抹茶のほろ苦さと鼻に抜ける香りが素晴らしい!甘味を一切加えていなので、想像以上に上品ですっきりした味わい。爽快な後味です。
白蜜が添えられているので、後半は白蜜を注いで甘さを楽しむのもお薦めです!
庭園を眺めながら寛ぐテラス席
虎屋茶寮さんは、お庭を眺めながら甘味を楽しめるテラス席もあります。そこには神社のお社もあってびっくり!
この日は桜が満開で庭園も春の装い♪綺麗なお庭を眺ながらなんて、気持ちが良さそうですよね。でも私は花粉症なので、室内でいただきました(笑)
虎屋菓寮さんは京都御所近くにあるので、散策後のひと休みにも最適です。
上質な落ち着いた大人の空間。日頃の自分へのご褒美に、ゆったり和スイーツを楽しむのも粋な過ごし方ですよね。
私は虎屋菓寮さんのあんみつと居心地の良さで、心から癒された気がしました!またのんびり寛ぎに訪れたいなぁ。
住所:京都府京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400
アクセス:地下鉄今出川駅徒歩7分
営業:10:00〜18:00(定休:毎月最終月曜日)