京都ぶらり散歩&グルメ手帖

定番からガイドブックに載らない「京都の歩き方&グルメ」を発信するブログ。神社仏閣の楽しみ方もご案内!

【八坂神社の楽しみ方】疾病退散に縁結び、美容祈願!祇園祭の歴史から茅の輪くぐりまで見所解説

京情緒溢れる祇園町に鎮座する「八坂神社(やさかじんじゃ)」。「祇園さん」の呼び名で人々から親しまれ、夏には日本三大祭の1つ「祇園祭」を執り行うことでも知られる神社です。

 

私も八坂神社に通い続けて、早15年になるでしょうか。神社の温かい雰囲気はもちろん、周辺の楽しげな雰囲気が大好きなんですね。

 

今日は、八坂神社の歴史から見どころまでご紹介!縁結び疾病退散のご利益に、美の神様を祀る摂社まで、八坂神社の楽しみ方をまるっとお届けします。

 

 

祇園を散策しながら「八坂神社」へ!

 

八坂神社は、京阪「祇園四条駅」から徒歩5分。四条大橋から鴨川の眺めを楽しんで、参道の祇園商店街に寄り道しながら神社に向かうのが、大好きな私。

 

賑やかな商店街には、辻利や鍵善良房といった甘味処や土産物屋が建ち並び、心もお腹もウキウキワクワク!

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グルメやショッピングを楽しめるのも、八坂神社参拝の醍醐味なんですねぇ。

 

八坂神社への道すがら、是非立ち寄って欲しいのが、祇園情緒たっぷりな「花見小路(はなみこうじ)」。f:id:kyotoburari:20200629212542j:plain

紅殻格子に犬矢来と「これぞ祇園!」な風景に出会える通り。素敵な着物を着て、石畳を下駄で歩きたくなる風情ある町並みが広がります。

 

運が良いと、髪結い姿が美しい舞妓さんや芸妓さんに会えることも・・!

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写真はお客さんを見送った後、お茶屋に入っていく舞妓さん。仕草が美しく、とても可愛らしい方でしたよ♪

 

そんな寄り道を楽しみながら、八坂神社へ!サツキの花に彩られた西楼門が美しい、祇園町のシンボルです。

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八坂神社は、地元の人々から厚く信仰される全国の八坂神社の総本山。かくいう私も、就職、結婚、出産と人生の節目には必ず参拝に訪れ、心の拠り所としている大好きな神社です。

 

さぁ、それでは八坂神社の楽しみ方をご紹介していきましょう!

 

八坂神社の歴史と神様

 

八坂神社の歴史は、656年高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)をこの地に祀ったことに始まります。

 

朱塗りが美しい本殿には、素戔嗚尊をはじめ、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラノミコカミ)など多くの神様が祀られています。

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平安京は四神相応の地。東は青龍が守護するとされ、本殿下には気の集結する「龍穴」があると信じられています。う~ん、何だかパワーが凄そうですよね!

 

実は私、祇園さんには何度か願い事を叶えていただいたこともあり、八坂神社へのご挨拶は、なくてはならない生活の一部。手を合わせると雲の隙間から太陽が顔を優しく照らしてくれたり、境内に入ると八坂神社の神使・烏が本殿を舞ってお迎えしてくれたり、鳥居をくぐるとふわっと風が吹いたり。ちょっと不思議なことに遭遇しては、歓迎してくれたのかなと勝手に喜んでいます(笑)

 

本殿の向かいにあるのは、舞殿と南楼門。f:id:kyotoburari:20200630111827j:plain

実はこちらの南楼門が、八坂神社の正門。四条通りに面した西楼門から入る人がほとんどなので、ちょっと意外ですよね。

 

舞殿は夜になると一転、提灯が灯って幻想的な雰囲気に。こちらは、中秋の名月を愛でる「観月祭」の一幕。

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四季折々に、さまざまな月次祭が行われる八坂神社。一般の参拝客が一緒になって楽しめるのも、八坂神社の大きな魅力ですね。

 

祇園祭の発祥と八坂神社

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さて、京都の夏の風物詩「祇園祭」を執り行うことでも有名な八坂神社。

 

869年に日本各地で疫病が流行した際、神泉苑に当時の国の数である66本の鉾を立て、祇園の神様を祀り、神輿を送って疾病退散を祈ったのが始まりだと言われています。

 

7月になると、八坂神社では祇園祭の祭事が次々と行われ、境内はたちまちお祭りモードに!

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写真はお稚児さんが、お参りに訪れた時のもの。ピンクの衣装に白塗りのお顔。一生懸命に頑張る姿が可愛くて、キュンキュンしてしまいました(笑) 

 

八坂神社の御祭神である素戔嗚尊。そんな素戔嗚尊には、疾病除けに関する有名な故事があるのをご存じでしょうか?

 

続いては、故事のお話とともに、祇園祭に深く関わる摂社「疫神社(えきじんじゃ)」についてご紹介します。

 

疾病退散!蘇民将来を祀る「疫神社」

 

八坂神社の御祭神である素戔嗚尊は、その昔、諸国を巡って旅をしていました。ある晩、宿を探し彷徨う素戔嗚尊を、蘇民将来(そみんしょうらい)が粟で作った食事で厚くもてなします。

 

貧しいながらも精一杯の蘇民将来のもてなしに、心を打たれた素戔嗚尊。疫病が流行しても、茅の輪を付けて「蘇民将来の子孫なり」と言えば、厄災から免れることを約束します。その約束の通り、その後疾病が流行しても、蘇民将来の子孫は繁栄し続けたそうな。

 

そんな蘇民将来を祀った摂社が「疫神社(えきじんじゃ)」。今年は新型コロナウィスルの影響もあり、鳥居には疾病退散を願う「茅の輪」が早くから付けられていました。

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普段は参拝客の少ない摂社なのですが、やはり今年は多くの人が足を運ぶ姿が目立ちますね。

 

ちなみに本殿横にも、立派な茅の輪が。「蘇民将来子孫也」と唱えながら、左・右・左と茅の輪を3回くぐり、無病息災を祈ります

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心を込めて、ぐるぐるぐるぐる。早く平穏な日々が戻りますように・・!

 

疫神社では、祇園祭の最終日7月31日に「夏越祭(なつごしさい)」が行われ、茅之輪守(蘇民将来子孫也の護符)と粟餅が授与されます。それをもって、一か月間の祇園祭が終わりをつげます。

 

願掛けうさぎ&絵馬で縁結び「大国主社」

 

さぁ続いては、八坂神社で人気のある摂社を2つご紹介しましょう!

 

まず1つ目は、縁結びの神様・大国主神 (おおくにぬしのみこと)を祀る「大国主社(おおくにぬししゃ)」。

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縁結びや良縁のご利益を授かれることから、若い女性を中心に賑わうお社です♪

 

鳥居の前には、神話「因幡の白兎」で知られるウサギさんと大国主神の石像が。

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このご時世、神様もマスクで予防されているんですね。あまりお見かけできない姿に、何だかほっこりさせられます(笑)

 

境内では、可愛いアイテムも沢山発見しましたよ~。

 

こちらは、愛嬌たっぷりの表情が可愛い「願掛けうさぎ」さん。願い事を書いてうさぎさんの中に入れ、神社に飾って帰り願掛けを行います。

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うさぎさんに書かれているのは、飼い主さんが命名したお名前。名前を付けるだなんて、ユニークで面白い発想ですよね。

 

鳥居の横には、ハート型のキュートな絵馬がずらり!

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大きく「縁」と書かれた、縁結び絵馬。こうやって神社に飾らせてもらうと、神様がじっくり読んでくれて願いが届きそうな気がしますよね♪

 

「美御前社」の美容水で綺麗になろう♪

 

八坂神社には、女性必見「美貌の神様」を祀る摂社があるのをご存じですか?

 

それが、本殿の東側に鎮座する「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。その名前からして、すでに美のご神徳をいただけそうな予感・・!f:id:kyotoburari:20200701140833j:plain

美御前社には、美人の誉れ高き女性の神様である市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)、多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られています。

 

美容関係者も多く訪れる美御前社は、まさに八坂神社の美の聖地!つい見落としがちではありますが、八坂神社に来たら絶対に足を運んでおきたい美のパワースポットです。

 

社殿の前にあるのは、肌に数滴つけると美しくなれると言われる「美容水。心まで綺麗になれるというのだから、これはもう付けるしかありません♪f:id:kyotoburari:20200701140848j:plain

手にちょろりと美容水を付けて、顔にピッピッ。横を見ると、主人も自分の肌にピッピしてました。うんうん、美しくなりたい気持ちに男女は関係ないもんね(笑)

 

境内には、黒髪美しい女性の絵馬も。美容の神様だけあって、理美容師さんが書いた絵馬が多かったです。

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美御前社には「美守(うつくしまもり)」と呼ばれる美容のお守りも置かれているので、気になる方はこちらもゲットしてみてくださいね。

 

八坂神社で祇園情緒を満喫しよう!

 

今日は、大好きな八坂神社の楽しみ方をご紹介してきました。賑やかな参道にはじまり、本殿から摂社まで見どころが沢山ある八坂神社。

 

近くにはお花見の名所である円山公園、少し足を伸ばすと清水寺八坂の塔と、京都らしい観光を満喫できるのも魅力です。

 

京都に来て「どこに行こうかな~」と迷った際は、ぜひ八坂神社を訪れて祇園情緒を堪能してみてくださいね!

 

(ご参考)八坂神社周辺のおすすめランチはこちら!

www.kyotowalk-gourmet.com

 

八坂神社

住所:京都市東山区祇園町北側625

アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩5分

拝観料:自由参拝