さて第一弾では、蹴上インクラインから南禅寺をお散歩してきました!
こちらの記事をご参考ください♪
今回はその続き。
南禅寺水路閣から法然院をぶらり散歩していきましょう!
南禅寺の山門から少し歩くと、レンガ造りの「水路閣」の登場です。
赤レンガながら、廃墟を彷彿とさせる歴史ある佇まいに目が釘付けに!
重厚感のある水路閣は、絶対に訪れたい場所のひとつ。
こちらの水路閣は、琵琶湖の水を京都市内に引く琵琶湖疏水を通すため
明治23年に作られました。
*疎水:他の水源地から水を引く目的で造られた運河や用水路の事
でも、なぜ水路閣が南禅寺の敷地内に作られたのでしょう。
ちょっと疑問に思いませんか?
実は建設当初、水路は山の中に通す計画でした。
しかし、ここで問題発生!
なんと山の中には、天皇家の分骨場があることが判明したのです。
そんな理由から、建設地が急遽変更となり南禅寺の敷地となったんですね。
でも今となっては、インスタ映えする写真が撮れると人気の写真スポット!
お薦めの写真スポットがこちらです。
窓からひょこっと顔を覗かせると、素敵な写真が撮れますよ♪
奥行きを感じさせる、まるで絵画のような美しさ!
のんびり眺めてると、誰かの顔が出てきてちょっとびっくりしてみたり(笑)
是非思い出に残る1枚を撮影してみてくださいね♪
南禅寺を堪能し、哲学の道を通って次に向かったのが法然院。
ここ、大好きなんです!広くて長い階段を登っていきます。
すると、茅葺の風情ある門がお出迎え。
こんな景色を見て、心が落ち着くのも日本人ならではですね。
まるで日本昔ばなしに出てきそうな風景。
門をくぐると、白い盛り砂が美しいお庭が広がります。
日常の喧噪から離れ、古に誘われたような気分に浸ります。
奥まったところにあるので、人が少ないのも嬉しい。
静謐な空間で、自分だけの京都時間を堪能しましょう!
白い盛り砂は、白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれ
砂は流れる水を表現し、この間を通ると心身を清められるとされています。
白砂には季節に合わせた砂絵が描かれています。
この日は水流を表現する曲線が美しく描かれていましたよ~。
これも楽しみポイントのひとつですね。
ご参考までに、秋の紅葉時期に訪れた法然院の記事。
白砂には秋らしく「モミジ」が描かれていました!
南禅寺から法然院は、京都らしい風景を堪能できるお薦めの場所です。
これからの涼しい季節、のんびりと京都を散歩してみてくださいね♪
法然院
住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
拝観時間:午前6時から午後4時まで
拝観料:無料