今日は朝7時に起きて、下鴨神社(しもがもじんじゃ)へお散歩に行ってきました!冬の朝は空気が澄んでいて、とても気持ちが良いんです。
ラッキーなことに、尾形光琳の「紅白梅図屏風」のモデルとなった梅の花も満開でしたよ~!今日は、下鴨神社を彩る梅の花とともに春の風をお届けします♪
いざ下鴨神社へ!糺の森をのんびり散策
下鴨神社は、京阪「出町柳駅」から徒歩10分ほど。鴨川のすぐ近くにあることもあり、私は電車を使わずに、鴨川沿いを歩いて向かうことに。
下鴨神社に向かう途中、住宅街に突如現れた赤い鳥居。なるほど、ここからはもう神域なんですね。何だか不思議!
ちなみに「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」は、下鴨神社の正式名称。鴨川の下流に祀られたお社であることから、今では親しみを込めて「下鴨神社」と呼ばれているそう。
1994年、世界遺産にも登録された下鴨神社。鳥居をくぐって歩いて行くと、面白い看板を発見!なんと、鳥居の形をしているじゃありませんか・・!
意味はもちろん、「車両進入禁止」。風情があって、景観の邪魔もしないナイスアイデア!遊び心もあって素敵ですよね。
さらに進むと、「糺の森(ただすのもり)」に到着しました!川が流れる散策路のある糺の森。森林浴を楽しみながら、てくてくお散歩です。
フゥ~っと大きく深呼吸。パソコンに向かう日々からの束の間の解放!何だか癒されるなぁ。
糺の森を抜けると、立派な楼門が目の前に現れました。
もう何度、下鴨さんに参拝させていただいたでしょう。ちょっと癒されたい時、ここに来ると優しい気に包まれる感じがして、とても心地良いんですよね。
楼門をくぐると、お仕事に向かう巫女さんの姿が!白い砂利に赤い袴が映えるなぁ。朝からお仕事おつかれ様です。
そして、舞殿の奥に注目!ピンク色をした梅の花が見えますでしょうか?そう、こちらが今日の主役。早速、近くに行ってみましょう!
満開の梅に感激♪尾形光琳「紅白梅図屏風」の梅に出会う
江戸時代の画家・尾形光琳の「紅白梅図屏風」のモデルとなった梅のある下鴨神社。
そんな「光琳の梅」が、今まさに満開でした!濃いピンク色の美しい梅の花。枝ぶりや幹のうねり具合も素晴らしく、思わずじっと見入ってしまいます。
朱塗りの鳥居とのコラボレーション!これが絵になって、とっても素敵なんです。
御手洗川に架かる輪橋との1枚も。
朝日が昇ったばかりの時間。鳥居の隙間から、光が差し込んできます。
アーチ状の美しい橋。しかし、それ以上に梅の放つ存在感がすごいんです!
その昔は、桜より梅が人気の時代もあったのだとか。なるほど、それも納得の華やかさがありますね。
それにしても、鮮やかなピンクの梅の花。尾形光琳が、この梅の虜になった理由もわかる気がします。
「光琳の梅」の見頃は、2月下旬から3月上旬にかけて。京都で梅と言えば「北野天満宮」が有名ですが、下鴨神社の梅もとても良かったですよ!
まだまだ寒い時期ではありますが、ちょっぴり春を感じて幸せな気分になれました♪
(ご参考)北野天満宮の梅情報はこちらから!
珍しい干支の守護神も!言社と本殿に参拝
梅を観賞した後は、本殿にお参りです。
まずは、生まれ年の守護神である「言社(ことしゃ)」へと向かいます。こんな感じでお社が干支毎に分かれているので、自分の干支を見つけてお参りしましょう!
生まれ年によって、お社が分かれているなんて面白いですよね。「あっこの人、自分と同じ干支なんだ!」と妙に親近感が沸いたりもします(笑)
こちらが本殿。2礼2拍手1礼で日頃の感謝をお伝えします。
縁結びや安産のご利益でも知られる下鴨神社。本殿の周りは、壁に囲まれた少し珍しい造りになっているので、落ち着いて参拝することができますよ。
(ご参考)縁結びと言えば、下鴨神社の摂社「相生社」もお見逃しなく!
参拝の帰り道。参道を歩いていると、君が代の「さざれ石」を発見しました!
何だか厳かな雰囲気。ゴツゴツしていて、とても迫力がありました。
参拝後は、心もすっきりリフレッシュ!
今回の下鴨散歩。糺の森を歩いて、綺麗な梅も見て、心身ともにリフレッシュすることができました!
なにより光琳の梅は、パッと目を惹く鮮やかさで、とにかく美しかったなぁ。寒い冬ではありますが、可憐に咲く花を見て心も温まりました♪
ゆったりとした時間が流れる下鴨神社。是非皆さんも、梅の花を眺めに訪れてみてくださいね。
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
アクセス:京阪「出町柳駅」から徒歩12分
拝観時間:6:30~17:00、大炊殿10:00~16:00
拝観料:境内無料、大炊殿500円
駐車場:あり(有料)