京都ぶらり散歩&グルメ手帖

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【老松】栗きんとんに生菓子も!彩り豊かな秋のおすすめ和菓子を堪能

京都と言えば、和菓子。街を歩けば、暮らしの中に和菓子店が数多く溶け込んでいるのに気づくはず。

 

今回ご紹介するのは、京都最古の花街・上七軒に本店を構える「老松(おいまつ)」さん栗きんとんから亥の子餅まで、秋の生菓子をたっぷりといただいちゃいました!

 

どれも一口食べると、思わず笑みがこぼれる一級品!時にはゆったりと、和菓子で四季を感じてみませんか?

 

 

花街・上七軒の老舗和菓子屋『老松』

 

老松さんの本店があるのは、京都の花街「上七軒(かみしちけん)」。北野天満宮の東門から徒歩1分ということもあり、今回は参拝の前に寄らせていただくことに。

 

お茶屋建築に立派な「見越しの松」が風情たっぷりな上七軒。シンボルマークである「つなぎ団子」の提灯も、可愛くて目を惹きますね。

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「つなぎ団子」は、豊臣秀吉が北野天満宮で茶会を開いた際、上七軒の茶屋が献上した御手洗団子がその由来なのだとか。なるほど、御手洗団子の丸だったんだ。

 

さぁ、老松北野店さんに到着しました!京情緒たっぷりの門構え。敷居も高そうで、暖簾をくぐるのも少し緊張しちゃいます。

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創業は明治と比較的新しく感じる老松さんですが、祖先の代から朝廷の儀式で使うお菓子を作られていたそう。なるほど、相当な歴史を持った和菓子屋さんなんですね。

 

店内は小さいながらも清潔感に溢れ、天井には菓子木型がずらり!

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雑誌やテレビで見たことのあるお菓子が並び、「あの老松さんに来た~!」という感動を味わえる堪らない空間。

華やかさが目を惹く、注文用のお菓子も!奥にある紅白梅の和菓子は、貰ったら小踊りすること間違いなしの美しさ。

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おめでたい時には、和菓子を贈る。そんな京都の文化が垣間見える瞬間です。

 

老松さんの人気商品「松風」もありました。蜜漬けにした桃を焼き込んだという一品。

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小さなカットがあれば欲しかったのですが、販売はホールのみ。また人が集まる時があれば、皆で味わってみたいなぁ。

 

店内には、上七軒の芸舞妓さんの団扇も飾られていましたよ。京都らしいですよね~♪

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お店の脇には小さなテーブルもありましたが、基本的には持ち帰りが中心のよう。店内で食べたい場合は、茶房のある嵐山店に行かれるのがオススメです。

 

さぁ、ショーケースを眺めること数分。私は「栗しぼり」をはじめ、秋の生菓子を4種類ゲット!初めて食べる老松さんの生菓子。早速お家に帰って、いただきましょう!

 

 

和菓子でモミジ狩り!繊細で美しい『高尾』

 

老松さんの生菓子を選んでいる時、真っ先に目に飛び込んできたもの。

 

それが、紅葉するモミジを表現した「高尾」。葉先に向かって赤く色づくモミジが、京の秋を感じさせる美しい「練りきり」です。

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瑞々しくて美味しそうですよね~。お菓子の名前である「高尾」は、神護寺のある京都の紅葉名所のこと。まさに、和菓子でもみじ狩りを楽しめる一品です。

 

食欲をそそる、ぽってりと厚みのあるフォルム。お抹茶と一緒にいただきましょう!

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まずは、赤く紅葉した部分からパクリッ!おぉ、ねっとりとした食感の外餡は、しっかり重みもあって食べ応え十分。食いしん坊の私にもぴったりです(笑)

 

中には、さらさらとなめらかな白餡が。ほんのり上品な甘みで、とっても美味しい!

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京都の紅葉に想いを馳せながら、味わっていただきます。和菓子で四季を感じるヒトトキ。何だか、心まで贅沢になれますね。

究極になめらかで濃厚!絶品『栗しぼり』

 

続いていただいたのは、秋の和菓子の代名詞「栗きんとん」!老松さんでは、「栗しぼり」と呼ばれる人気の一品です。

 

茶巾絞りで、キュッと片方を凹ませたユニークな栗の実型。一口食べると、その心地の良いなめらかな舌触りにびっくり!しっかりと栗の風味が感じられ、ほんのりと甘い。もう、最高!

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栗は粒感が一切なく、丁寧に漉されています。だからこそ、この究極になめらかな食感が生まれるんでしょうね。ねっとりとした口当たりからも、贅沢に栗を使っているのがわかります。

 

これは、何度でも食べたくなるお味!本当に美味しかった~。

 

ちなみに、隣にいらっしゃった地元の方は、この栗しぼりを4つ購入されていましたよ。秋になると食べたくなる、老松さんの「栗しぼり」。是非、皆さんも味わってみてくださいね!

 

儚い口溶け♪彩り鮮やかなきんとん『小倉山』

 

さて、和菓子と言えば、見た目にも華やかな「きんとん」ですよね。

 

老松さんの秋の「きんとん」がこちら!その名も「小倉山」。オレンジと黄色が、色づく秋の小倉山を連想させる美しい一品です。

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一口食べて、びっくり!彩りもさることながら、きんとんが泡のように柔らかいんです。なんて儚い口溶けなんでしょう・・!まさに、初めて食べる感動的な食感。こんなに柔らかいものを網でこしているなんて、凄すぎる。

 

普通の餡だと思って、口にした黄色い部分は、まさかまさかの栗でした!これは嬉しい裏切り。しかも、しっかりと栗の味わいが広がって美味しいよ~。

 

小倉山恐るべし!これは確実にリピート決定です(笑)

 

食べて無病息災を願おう『亥の子餅』

 

最後にいただいたのは、茶道の炉開きに使われる「亥の子餅(いのこもち)」。平安時代の宮中行事「亥の子祝」に由来し、旧暦の亥の月(現在の11月)の初亥の日、亥の刻に食べると病気にかからないと言われているお餅です。

 

ご覧の通り、色も形もウリ坊のようで可愛いですよね!もちっとした羽二重餅の中には、栗と粒餡が入っていました。この羽二重餅がとにかく柔らかくて、美味しかった~。

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食べたことがなくて、ずっと気になっていた亥の子餅。シンプルな見た目ながら、想像していた以上の美味しさでした!

 

古くから伝わるお菓子を味わえて、少し大人になれた気分(笑)こんなお菓子が、他にも沢山あるんだろうなぁ。これから少しずつ、味わっていこうっと。

 

和菓子で四季を感じるヒトトキを♪

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今日は、老松さんの秋の生菓子をご紹介してきました。お値段は、どれも400円から500円の間。さすが和菓子の老舗、どれもこれも思わずニッコリ笑顔になってしまう美味しさでした!

 

たまには、和菓子を食べて四季を感じるのも粋なものですね。また新たなお菓子と出会うために、季節を変えて老松さんへ伺いたいと思います♪

 

老松北野店

住所:京都市上京区社家長屋町675-2

アクセス:嵐電「北野白梅町駅」から徒歩11分

営業:9:00~17:00(定休日:不定休)

電話:075-463-3050

駐車場:なし