京都ぶらり散歩&グルメ手帖

定番からガイドブックに載らない「京都の歩き方&グルメ」を発信するブログ。神社仏閣の楽しみ方もご案内!

【二条城の唐門】唐獅子や仙人の彫刻が施された色彩豊かな唐門に心奪われる!

先日NHKの「プロフェッショナルの流儀」を見ていたら、二条城の唐門(からもん)を当時の色に修復する職人さんを特集をしていました。

 

色褪せた唐門が、色鮮やかに生まれ変わっていく姿。

 

歴史と対話しながら、当時の色を復元していく姿に感銘を受けた私。「完成した唐門を見たい!」と思い立ち、二条城に行ってきました!

 

   

世界遺産・二条城

 

地下鉄「二条城前」駅から歩いてすぐ。背の高い石塀に囲まれた二条城が見えてきます。


こちらが、二条城の入口「東大手門」。さすが世界遺産、朝9時位なのにたくさんの人で賑わいます。

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この日は晴天で、雲一つありません。太陽光のもと、より綺麗な唐門を楽しめそう!

 

繊細な彫刻が施された色彩豊かな唐門

 

チケットを渡し、砂利を踏みしめながら左へ進みます。 すると入城してすぐに、お目当ての唐門が登場です!

 

それがこちら。唐門の屋根部分には繊細な彫刻が施され、鮮やかな色彩が広がっていました。

f:id:kyotoburari:20180920223534j:plain2013年に修復され生まれ変わった唐門(重要文化財)です。なんて美しいんでしょう!

 

もっと近くで見たい!門の下まで近づいて、職人技が光る彫刻を眺めます。

 

金、青、赤、緑。きらきら輝くような多彩な色使い!眺めているだけでドキドキするような美しさ。これを見るために二条城に来たと言っても過言ではありません。

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次は、もっと拡大して各パーツを見ていきましょう!

 

唐門に描かれる表情豊かな『唐獅子・牡丹・蝶・仙人』

 

唐門には、動物や草花が綺麗な色使いとともに丁寧に彫刻されていました。どの部分を切り取っても、まるで1つの物語を紡いでいるよう!


例えばこちら、牡丹に唐獅子

唐獅子が牡丹の花と戯れながら、花の開花を喜んでいるように見えます。聖域を守護するとされる唐獅子の透き通った青に、金の模様が何とも美しい!牡丹の花も、生き生きと生命力を感じさせます。

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牡丹に蝶

すぅっと花の蜜を吸う様子がとても可愛らしい。

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こちらは、亀に乗る仙人

仙人の表情をよく見ると、なんだか凛々しくて強そう!これから戦いにでも行くのでしょうか?龍の尾が、何層にもかけて色分けされているのも美しいです。

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どれも繊細で多彩な色使いで塗られており、ずっと見ていても飽きません。一つの箇所を取ってみても、少しずつトーンを変えているのにも感動しました。

 

ご参考までに、まだ修復されていない他の門がこちら。

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どうですか?どれだけ美しく修復されたのか分かりますよね。ここまで綺麗に仕上げる技術に脱帽です!

 

またこの門のすごいところは、表と裏が違った彫刻が施されているところ。どちらから見ても、違った模様が楽しめるんです。改めて日本の職人技術には感服するばかりですね。 

 

唐門から発見された徳川家『葵の紋』

 

ちなみに先程の写真からもわかるように、唐門には天皇家を表す『菊の紋』の金具が付けられています。

 

実は、修復時にこの菊の金具下から徳川家の『葵の紋』が見つかったそうなんです!これは唐門が激動の時代を生きぬいた事をうかがわせる凄いこと。

 

もともと徳川家の城であった二条城が、1847年の大政奉還により朝廷下に入ったため、葵紋の上から葵の紋が付けられたんですね。

 

そんな歴史に思いを馳せながら唐門を眺めてみるのも感慨深いですよねぇ。

 

美しい二の丸庭園&桜景色


唐門を通った先にあるのが、二の丸庭園。小堀遠州の代表作として挙げられる桃山様式の池泉回遊式庭園です。

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池泉回遊式庭園とは、池を中心にその周りを歩いて鑑賞する庭園のこと。角度によって見え方が違う庭園は、広くて見ごたえあります。

 

そして、こちらは「車寄

ここでも美しい欄間彫刻を楽しむことができます。

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この日は4月頭だったので、お花が開花したころ。鳥が花をついばむ姿がとても可愛いですね。

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あれ、唐門に描かれた蝶と同じポーズだ!偶然だとしても、何だか嬉しい(笑)


満開の桜の木も発見。春の訪れですね~気持ちもポカポカします。

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素晴らしい唐門を見る事が出来て、大満足の一日でした。昔の伝統技術を修復しながら現代に継承する姿に感動しました。


二条城は20年かけて、これから色んな場所を修復していくそうです。とにもかくにも、二条城の唐門は一件の価値ありです!

 

 

元離宮二条城

住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話:075-841-0096

公開:8:45 ~ 16:00(閉門17:00)年末年始は休み 

駐車場:120台可能。入庫から120分まで/1,000円

http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/index.html