嵐山観光のお楽しみの1つと言えば、食べ歩きですよね!沢山歩きながら寺社巡りを楽しむ嵐山。気づけばお腹もペコペコに・・
そこで今日ご紹介するのが、お豆腐の老舗「嵯峨豆腐 森嘉(さがどうふ もりか)」さん!揚げたての油揚げから、具沢山の”ひろうす”まで幅広い豆腐の逸品が揃います。
私も早速いただいてきましたよ~。
嵐山の老舗『嵯峨豆腐 森嘉』
この日は常寂光寺を観光し、大覚寺を目指しました。その道中にあったのが、森嘉さん。清涼寺のすぐ東側にあり、創業はなんと江戸時代の安政年間という老舗の豆腐専門店です。
瓦屋根の大きなお店。朝8時オープンなのですが、8時半に伺った頃には既に多くのお客さんが!
店頭のベンチでテイクアウトした商品を食べることができます。観光客はもちろん、常連らしき地元の方が豆腐を求めて訪れていましたよ♪
森嘉さんは創業以来、天龍寺や嵯峨嵐山の料亭、旅館にその豆腐を卸してきたそう。今でも京都の豆腐料理店では、「森嘉さんの豆腐を使用している」ことを売りにしているお店も多いんですよ~。
扉の奥を覗いてみると、お豆腐の良い香り!朝から従業員さん達もフル稼働です。
製造と販売が同じ場所なのも、お豆腐屋さんらしくて良いですよね。出来立て、揚げたてが買えるのも嬉しい!!
私も食べ歩きアイテムをゲットしちゃいましたよ♪
厚揚げに擬製豆腐!森嘉のメニュー
はてさて、森嘉さんにはどんなメニューがあるんでしょうか?店頭を見ると、こんなわかりやすいメニュー表を発見!
嵯峨豆腐から厚揚げ、すしあげ、棒ひろうすまで。お豆腐といっても、こんなに種類があるんですね。
擬製豆腐(ぎせどうふ)って初めて聞いたけど何だろう?HPを見ると、お豆腐のお菓子バージョンで、練った生地に芥子の実をあしらい、銅製の鍋で備長炭を使って焼き上げたものなのだそう。ずっしり感があって美味しいらしいです。
今回は店頭でいただくので、お豆腐にかぶりつくをのはちょっときつい!何より公然と豆腐にかぶりつく女子、新鮮すぎて逆に怖い(笑)
私は京都で昔から食べられ続けるソウルフード「油揚げ」と「ひろうす」をゲットしました!
感激!油揚げってこんなに美味しいの?
さぁ、私がゲットした油揚げ(220円)がこちら。
見た目は何の変哲もない油揚げなのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった!!
まず揚げたてなので、お揚げが温かくてホカホカ!油揚げをかじった瞬間「パリッ!」と軽快な音が。それとともに、上品な油の旨味がふんわり・・♪
大豆のまろやかな味わいもたまらん!人生で初めて、油揚げがこんなに心に染み入る美味しい食べ物だと知りました(笑)
なかなか京都でも油揚げを食べ歩く経験なんてないと思うんですが、これは一度は食べた方が良いかも!もちろん、その場で揚げたてがおすすめですよ♪小さな容器に入った醤油も貰ったのですが、何も付けずの素の美味しさを堪能させていただきました!
具沢山♪ふんわり美味しい『ひろうす』
さてさて、もう1つチョイスしたのは人気の「ひろうす」。関東ではがんもどき、関西ではひろうすと呼ぶんですね。
持ち帰りで買ったのですが、お腹も空いたし油揚げと一緒に食べることに(笑)
これこれ~おでんに入ってると嬉しいやつ!一口ぱくり。何とも素朴で優しいお味。豆腐本来の美味しさを味わうことができます。
中はこんな感じ(後日別撮りしました!)。銀杏の周りにホクホクのゆり根。人参にきくらげなど、具沢山で満足度も高めです。
注文時に店頭で食べると言えば、子袋のに入ったお塩もいただけますよ。
いやはや初めての森嘉さん、期待以上の美味しさでした!団子やソフトクリームも良いけど、こんな食べ歩きも良いものですね。
私達がベンチで油揚げを食べていると、続々とお客さんが並び始めました。美味しそうに見えたのかなぁ、見てると食べたくなっちゃうよね!
夏には、辛子の入った「からし豆腐」も人気がある森嘉さん。こちらも一度食べてみたいんだよなぁ。そんな気になるメニューも少しずつ制覇していきたいところ♪
皆さんも是非、嵐山を訪れた際は森嘉さんに立ち寄ってみてくださいね。
住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
アクセス:JR嵯峨嵐山駅から徒歩10分
営業:8:00~17:00(水曜・第3第4火曜定休)
電話:075-872-3955
メモ:種類限定ですが、京都大丸店でも森嘉さんのお豆腐を買えますよ♪