いよいよ6月に入り、紫陽花(アジサイ)の季節がやってきましたね!京都宇治には、「あじさい寺」と呼ばれる一面に紫陽花が咲き誇るお寺があるんです。
そのお寺というのが「三室戸寺(みむろとじ)」。広大な境内に彩り豊かな紫陽花が咲く姿は何とも幻想的でした!
今日はそんな三室戸寺の魅力をレポートします。
紫陽花が境内一面に咲き誇る花寺『三室戸寺』
三室戸寺は、なんと5千坪もある大庭園に紫陽花が咲き誇ります。
境内に入ると、こんもりと咲いた可愛らしい紫陽花畑が広がっていました!
青やピンクとさまざまな色の紫陽花たち。静かな庭園の中で、紫陽花の世界にゆったり浸ります。お花に囲まれ、心も自然と癒やされる感じ♪
ほら、お庭がこんなに広いんですよ~。シーズンは多くの人が訪れますが、その広さゆえゆったりと自分のペースで鑑賞できます。
傾斜があるので、見下ろしてみたり見上げてみたり色んな角度から紫陽花を楽しめます。
可憐で美しいアジサイ達。たくさん元気に咲いていていました!
紫陽花は花びらひとつひとつは小さいのに、集まるとこんなに大きくボリューミー!見応えがあって、大好きなお花の1つです。
赤色の可愛い紫陽花も!普段はなかなか見かけない珍しい品種の紫陽花も楽しむことができます。
紫陽花は背丈が低いので、近くで眺めることができるのも嬉しいポイントですね♪
さぁ、紫陽花を眺めながら本堂を目指します。
まるで極楽浄土?大輪の蓮の花と本堂
広大な庭園を歩いていくと、本堂が見えてきました。手前には蓮池があり、奥には江戸時代に建立されてから再建された本堂があります。
蓮の花と本堂。なんだか絵になる〜!まるで極楽浄土のような雰囲気です。本堂の奥にある山も、風景をより情緒あるものにしていますね。
蓮の花越しに見る本堂。蓮の花が凛々しく天を仰いで咲いています。
白くて大きく開いた蓮の花。蓮って花びらがこんなにあるんだ!
綺麗なお花の写真がたくさん撮れるのも花寺と呼ばれる三室戸寺ならでは。お気に入りの角度からたくさん写真を撮っちゃいましょう♪
宝勝牛の牛玉を触って勝運ゲット!
本堂の前に到着すると、ひときわ存在感を発揮している牛を発見!こちらは宝勝牛と呼ばれる、縁起の良い牛さんです。
牛に手を突っ込んでいる腕が見えますよね?
実は、口の中には牛玉という玉が入っています。この牛玉を触ると、勝運に恵まれると云われています。
この日は、この牛玉を触るために行列ができていました!ぜひ勝負事に勝ちたい時に、しっかり触っておくと良い事があるかも?
ちなみにこの牛さん、丑年に自宅に飾っていた置物に似てます(笑)きっと丑年には、縁起の良さから沢山の参拝客が訪れるんだろうなぁ。
三室戸寺の御朱印
参拝を終えたあとは、御朱印もいただきました。
大悲殿と書かれた御朱印です。ご本尊である千手観世音菩薩のスタンプがピカーッと光を放っていますね。
ときどき御朱印帳を眺めては、三室戸寺に行ったなぁと懐かしく思い出しています。
夜はライトアップも楽しめます♪
今回訪れた三室戸寺は、紫陽花をゆったり鑑賞できる自然に溢れたお寺でした。季節によっては、桜やツツジ、シャクナゲなども楽しめるそうですよ♪
ちなみに紫陽花の時期は、夜のライトアップも楽しめます!今年2019年は、6月8日から23日の期間の土日にライトアップが開催されるとのこと。夜は夜で雰囲気がありそうで素敵ですよね。
紫陽花の見頃は6月中旬から下旬ごろなので、是非この機会に訪れてみてくださいね。
今日は紫陽花のおかげで、心身共に浄化された素敵な1日でした。皆さんも梅雨の時期の楽しみに、三室戸寺を訪れてみてはいかがでしょうか?
三室戸寺
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
アクセス:
【電 車】京阪 三室戸駅下車、東へ徒歩15分
【車】京滋バイパス宇治東ICより3分
拝観時間:
8時30分~16時30分(4月1日~10月31日)
8時30分~16時00分(11月1日~3月31日)
拝観料:平常大人500円、あじさい園開園期間大人800円
駐車場:収容台数: 300台 乗用車: 500円