今日は、京都の老舗和菓子屋「鍵善良房（かぎぜんよしふさ）」さんへくずきりを食べに行ってきました！
残暑がまだまだ続く今日この頃。つるっと食べられる葛きりは、この時期にぴったり♪
今回は鍵善良房さんから美味しい京スイーツをお届けします！
京菓子の老舗『鍵善良房』
鍵善良房さんは、祇園四条駅から徒歩3分ほど。八坂神社の参道にあるお店です。
さて、てくてく歩いてお店に到着しました。歴史のあるお洒落な暖簾が素敵ですね～。味わいがあります。
お茶目な「ひとつ目小僧」の提灯も♪このお化け提灯は、高台寺のお化けイベントに合わせた夏限定なんですよ～。
鍵善良房さんは、創業が江戸時代の老舗。京都の花街・祇園で長く人々に愛されてきた京菓子の伝統ある老舗です。
扉をあけると、昔さながらの和の空間で干菓子や生菓子が販売されていました。今回目指す喫茶スペースは、その奥にあります。
人気のお店なので、いつも人が並ばれていることが多いかも。私は15分ほど並んでから、テーブル席に座ることができましたよ♪
黒蜜をかけて食す！吉野葛100%のツルツル『くずきり』
喫茶メニューは、自慢のくずきりから、水ようかん、生菓子、わらびもち、ぜんざいまで、美味しそうな和菓子がずら～り。まさに和菓子パラダイス！
私はお目当ての「くずきり￥９００」を注文しました。
鍵善良房さんでは、高級とされる吉野葛100%を使用されています。吟味された素材を使って、上質なくずきりを楽しむことができるんです！
さぁ、くずきりはこんな重厚なお櫃に入って提供されます。しっとり手に吸い付くような手触りでいかにも高そう。期待感が高まる！
奥に見えるのは、主人が注文した生菓子です♪これも美味しそうですよね。
不慣れながら、くずきりを箸あげ！見て下さい、この艶っとした透明感あるくずきりを！
このくずきりを、蜜に付けて頂きます。黒蜜か白蜜かを選べるんですが、私は黒蜜にしました。
食べてみると、食感はつるっつる！喉越しがなんとも気持ちがいい！程よく弾力があり、シンプルな味ながら満足感も感じられます。
昔は正直、くずきりの良さをあまりわからなかったんです。そして今、ほんのり広がる甘味を楽しむ自分・・大人になったなぁ（笑）
昔から食べられているお菓子を、今こうやって食べていることも何だか感慨深いです。気付けばあっという間に完食しちゃいました。
祇園でゆったり寛げる喫茶です♪
鍵善良房さんのくずきりを食べたら、ふと下鴨にある宝泉さんのわらび餅を思い出しました。口に入れると、ほんのり自然な甘味が広がる上品さが似ている！良いものには共通点があるかな～。
店内は広々した空間にテーブル席がゆったり配置され、とても寛げます。９００円でこの美味しいくずきりと、贅沢空間を堪能できるのですからかなりお得です。
祗園エリアに来た際は、観光の足休めに鍵善良房さんの和菓子はいかがですか？贅沢でゆったりした時間を楽しめますよ♪
私もまた休憩がてら食べに行きたいな～。
住所：京都市東山区祇園町北側264番地
アクセス：京阪「祇園四条駅」から徒歩3分
営業：9:00～18:00（定休日：月曜日）
電話：075-561-1818
