祇園祭真っ只中の、夏の日。錦市場近くにある「冨美家(ふみや)」さんへ、うどんランチに行ってきました!
夏に嬉しい冷たいうどんから、名物の鍋焼きうどんまで。今日は京都老舗の美味しいおうどんをご紹介します♪
錦市場近く!1946年創業の老舗うどん『冨美屋』
39度の猛暑ながらも、相変わらず鳴る、我がお腹。
「どこで食べようかな~」と錦市場周辺を歩いて見つけたのが、うどんが有名な創業1946年の老舗「冨美家(ふみや)」さんです。
こちらのお店、人気店とあっていつも行列ができています。前からちょっと気になっていたんですよね~。
店頭のディスプレイには、うどんとともにあんみつといった甘味も並ぶ冨美屋さん。果たして本業は何屋さんなのだろう?と不思議に思っていたところ、実は創業時には甘味処だったんですって。
後に、新たな看板商品として考えられたのが「鍋焼きうどん」。なんとこれが大ヒット!今となってはうどんをメインメニューとして、京都の人々の胃袋を満たしています。
コシがあってもちもち!夏に食べたい『とろろうどん』
さぁ、少し行列に並んでお店に入ります。店内はカウンターとテーブル席が所狭しと並び、活気があります。
私は冷たいものが食べたかったので「とろろうどん」を注文!うどんの上には、粘り気たっぷりのとろろ、卵、ねぎ、のり、わかめが乗っています。
あ~これこれ!夏に食べたい元気の出そうな一皿です。
まずはうどんをツルっと一口。この麺が、今でも忘れられないくらい美味しかった!コシがありつつも、柔らかくもちもちなんです。もう絶品♪
後半は、卵をくずしてうどんに絡めて頂きます。醤油と相まっていい感じですねぇ。本当、夏にパワーをくれる一品です。
ちなみに、夏メニューとして冷やし中華もありましたよ~。冷やし中華好きの方は、こちらも是非!
自家製お餅が絶品♪アツアツ土鍋に入った『鍋焼きうどん』
旦那が注文したのが、店の名物「冨美家鍋」。
あっつあつの土鍋に、グツグツ煮えた鍋焼きうどんが入っています。焼き色が食欲をそそるお餅は、毎朝手作りしているという力の入れよう!
一口食べたところ、優しいうどんのお出汁がお餅にも染み込んで、すごく美味しい!海老天に麩も入っていて、具沢山なのも嬉しいポイント。
シイタケも原木シイタケを使うなど、素材への妥協のないこだわりの鍋焼きうどんです。
暑い夏でも、ついつい食べたくなる看板メニュー。寒い冬には、冷えた体をホカホカに温めてくれそうです♪
お土産に買いたい冨美屋特製七味
冨美屋を訪れて感動したのは、お店オリジナルの「七味」が美味しすぎたこと!
冨美家さんの七味は、1さじ出汁に加えると味がガラリと変わるんです。唐辛子はもちろん、山椒のピリッと感に、胡麻の香ばしさがもうたまらん~。
ということで、レジ横に売られていたので買いました(笑)パッケージも可愛い♪
なんと、裏面を見ると住所が書けるようになっていました。
家族やお友達に送って、この美味しさを伝えることができるんですねぇ。発想が面白い!
地元のお客さんから、観光客の方で賑わっていた冨美屋さん。気軽に利用できるうどん屋さんなので、錦市場の近くに来られた際は、是非足を運んでみてくださいね!
住所:京都府京都市中京区錦小路堺町上ル菊屋町519
営業::月~金11:00~16:30、土・日・祝11:00~17:00
電話番号:075-222-0006
駐車場:なし