蝉がミンミンと鳴く真夏の週末。長年憧れていた「長楽館(ちょうらくかん)」のアフタヌーンティーに行ってきました!
「何段にも積まれたあの夢のようなツリーを見たい!」と張り切って、2週間前に予約。ランチも兼ねて、お昼の12時にお邪魔してきました。
豪華絢爛な明治時代の迎賓館でいただくアフタヌーンティー。今日は、そんな長楽館さんの優雅なアフタヌーンティーの世界をご紹介します♪
- 明治時代の豪華絢爛な迎賓館『長楽館』
- ケーキにスコーン、サンドウィッチ!長楽館の贅沢アフタヌーンティー
- 銀食器&ヘレンド!優美なティーセットで楽しむドリンクメニュー
- 豪華な調度品に可愛いコースターも♪
明治時代の豪華絢爛な迎賓館『長楽館』
長楽館は京阪「祇園四条駅」から徒歩10分。円山公園や八坂神社の近くにあります。
石造りの洋館がとっても素敵!扉を開けると、笑顔が素敵なスタッフさんがカフェまで案内してくれました。
暑い中、結構な距離を歩いたので、到着する頃にはもう汗だくです(笑)
長楽館のアフタヌーンティーは、事前予約必須で2部制(12時スタートと15時スタート)となっています。料金は4500円(税込サ別)で、ネット予約ができますよ♪
ネット予約はこちらから。
*空きが見つからない場合は、電話(075-561-0001)すると良いようです!
明治42年、実業家の村井吉兵衛が建てたという長楽館。京都の迎賓館として、国内外からそうそうたる人物を迎え入れ、「おもてなしの場」として利用されてきました。なんと、あの伊藤博文も長楽館を訪れたのだとか。
そんな館内は、シャンデリアに大理石柱と贅沢な佇まい。何だか自分がどこかの令嬢に生まれ変わったかのよう(笑)
迎賓館の雰囲気を堪能しながら、アフタヌーンティーをいただけるカフェへ。お部屋に入ると、さらなる別世界が・・!
白壁に煌びやかなシャンデリア、そして高い天井から優雅に垂れ下がるカーテン。貴族の家にありそうな猫足テーブルに洒落た椅子。これぞまさに非日常!
こちらのロココ様式のお部屋は、かつて応接室として使われていた「迎賓の間」。アフタヌーンティーを利用する人だけが入ることのできる夢の空間です。
ドレスコードは特にありませんが、お洒落な服装の女性が沢山!確かにいつもより素敵に装いたくなりますよね♪
ただ私、この空間に緊張してしまい失態を・・静かな空気の中、着席時に「ゴンっ」と机に脚をぶつけ、すごい音が・・。恥ずかしい、やはり庶民は隠し切れません(笑)
ケーキにスコーン、サンドウィッチ!長楽館の贅沢アフタヌーンティー
さて、気を取り直して。お待ちかねのアフタヌーンティーの到着です!
三段の英国式アフタヌーンティースタンドには、彩り美しい食事が並んでいました。何だか素敵すぎて、セレブにでもなった気分♪
この積み重なったツリーにずっと憧れていたんです!一皿ずつ写真を撮ったので、ご紹介しますね。
一番上のお皿は、スイーツが中心。メロンやラズベリー、チェリーが盛られ、夏らしくさっぱりと味わえるプレートです。ケーキも2種類もあって、パクリと食べられるサイズ♪
赤いゼリーは、赤紫蘇のジュレ。紫蘇を使ったジュレって珍しいですよね?爽やかな香りが夏にぴったりで、美味しくいただきました!
2段目は、プレーンとクランベリーの2種類のスコーン。クロテッドクリームor木苺ソースを付けていただきます。
しっとりとしたスコーンが香ばしく、ほんのり甘いクリームとも相性抜群!アフタヌーンティーらしく、紅茶と一緒に味わいます。
3段目は、サンドイッチやキッシュのお食事系。目にも美味しい彩り豊かな一皿です。主人はお腹が膨れるものを食べられて、喜んでました(笑)
どれもお洒落で綺麗ですよね。お味ももちろんGood!
そして、忘れてならないのが長楽館のドリンクメニュー!これがもう、スペシャル感満載で、想像以上に良かったんです。
銀食器&ヘレンド!優美なティーセットで楽しむドリンクメニュー
長楽館のアフタヌーンティーは、贅沢なドリンクを味わえるのも魅力の1つ。
こちらがドリンクメニュー。定番のダージリンはもちろん、薔薇の紅茶から白桃のフルーツティーまで。普段お目にかからないラインアップに大興奮!
まず私は白桃ジャスミンティー、主人はコーヒーを注文しました。
すると、コーヒーが銀食器のセットで優雅に運ばれてきたんです!お洒落すぎる~あまりの素敵さで卒倒しそうでした。さすが長楽館さん、贅沢だなぁ。
白桃ジャスミンティーも、ほのかに桃が香ってとても美味しかったですよ。
ドリンクは飲み終わると、おかわりすることができます。もちろん、別のフレーバーでも大丈夫!いろいろ飲んでみたいので、すごく嬉しいサービスですよね。
お言葉に甘えて、次は「ウィーンのバラ」を注文。これが、ほんのりバラの香りがして美味しかった~!バラの香りは心まで優雅な気分にしてくれるんだなと思いました!なにより長楽館の雰囲気にもぴったりです。
ポットもこんなに可愛いんですよ~!蓋のつまみの部分が薔薇になっています。
実はこちらは、ヘレンドの「ウィーンのバラ」というポットだそう。紅茶の名前に合わせて出してくれていたんですね!もう素敵すぎてクラクラ・・・
ネットで調べたらウン万円なんて出てきて、、、紅茶を注ぐ手が震えました。こんな調べものをするあたり、また庶民丸出しでございます(笑)
豪華な調度品に可愛いコースターも♪
本当に何もかも素敵な長楽館さん。
当時の調度品である時計もインテリアとして飾られていました。すてき~!
豪華絢爛な装飾のあまり、よく見ると文字盤がすごく小さいです(笑)
コースターもレトロで可愛いんです!長楽館を建てた人が煙草王であったことから、当時の煙草のパッケージがプリントされています。
デザインが素敵だったので、記念にお家に持って帰りました♪
最後のデザートは、グレープフルーツシャーベット!夏らしく爽やかに、甘酸っぱさが口に広がります。
お店に来た時は暑さにやられてましたが、長楽館さんで過ごす中で暑さも吹き飛んでしまいました。
食事はもちろんですが、「長楽館さんの美味しい紅茶をまた飲みに訪れたい!」。そう思うほど、紅茶の美味しさには感動しました。
またあの優雅な空間で時間を過ごしたいなぁ。素敵なひと時をありがとうございました!
長楽館さんでは、素敵な雰囲気の中でフレンチを味わうこともできますよ♪こちらも是非。
住所:京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町604
アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩10分
営業:12:00-18:00(定休日:不定休)
電話:075-561-0001
駐車場:あり